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ヴァイキングの軌跡

著者:ピエール・ボドワン/著 フルニエ=藤本太美子/訳

税込価格 :1,760円

ISBN:9784560510735

発売日:2026年3月

今週のおすすめ本

長く入手が難しかった谷口幸男氏の名著、「アイスランド・サガ」「エッダ」(共に新潮社)が復刊され、古代~中世北欧趣味人たちが大いに盛り上がったのは記憶に新しい。
そんな中、白水社からも北欧史研究の大家、ピエール・ポワドンの著書が刊行された。それも前述の2冊とは異なり、お求めやすい価格である。
ヴァイキングの社会の紹介から、西欧への進出、そしてヴァイキング時代の終焉を、新書版で簡潔に、しかし要点は決して省かずに著わした本書は、これからこの分野を勉強する学生にぴったりの一冊であり、私が学生の頃にこういった本があればどんなに楽だったか…と思わざるをえない。
北欧といえば現代史、特に福祉政策が取りざたされることが多いが、皆さんも一度、本書ではるか昔の荒々しくも知性的な北欧の人々に思いを馳せてみてはいかがだろうか。

(紀伊國屋書店池袋店 K)

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