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公孫龍 巻1 青龍篇
著者:宮城谷昌光/著
税込価格 :737円
ISBN:9784101444611
発売日:2024年4月
春秋戦国時代が好きな方は、この書籍のタイトルを見て驚かれるのではないでしょうか?
公孫龍は「白馬非馬論」で知られる思想家ですが、その理論が発展しなかったこともあって、なかなかマイナーな人物です。
「白馬非馬論」とは、簡単にいえば、白馬は馬ではない、という主張です。
白は色の概念であり、馬は形の概念であるから、両方を備えている白馬は馬とは異なる概念だ。
ということなのですが…なんだか狐につままれたように感じますよね?
後世、詭弁の代表格のように扱われてしまいますが、一方で論理学のはしりという評価もあるのです。
戦乱続く時代を独自の思想で切り拓こうとした公孫龍の活躍を宮城谷先生がどう描くのか今後も楽しみな一冊です。
また、同著による「孟嘗君」「楽毅」も読んでいるとより楽しめます!
(船橋店 スタッフ)