中公新書「人類の起源」著者が、なるべく専門用語を使わずに人類の起源と拡散、日本人の成立を解説されています。
学校では生物・世界史・日本史に分かれて学ぶ内容ですが、それらは本来一つに繋がった話なのです。
私たちの体の設計図であるDNA、それを読み解く技術が開発されたことで新しいことが分かってきました。
かつて教科書にもよく載っていた猿人から原人へ、原人から旧人へ、旧人から新人へという考え方は実はもう変わっています。
人類はもっと複雑に枝分かれを繰り返しており、それ以上進化することなく滅びた種も多くいましたし、ホモ・サピエンス誕生以降は唯一の地球上に存在する人類だったという認識も誤りだったことが明らかになっています。
また日本人の成立について「渡来系弥生人が大量に日本列島にやって来て、列島周辺地域に縄文人が残った」という二重構造モデルも今では一部見直しがされています。
こういった私たちの由来についての新しい知識に触れてみませんか。

(イオンモール奈良登美ヶ丘店　スタッフ)

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