2025年 本屋大賞の翻訳部門 第1位を受賞した作品で、海外でブームが起きている「ロマンタジー」というジャンルの先駆けになりました。

物語は竜や魔法のある世界。幼い頃から書記官を目指していたヴァイオレット。しかし軍の司令官である母の命令で、軍事大学の竜騎手科に入る事に…。訓練ではバンバン人が死ぬ! 竜に気に入られなければ騎手になれない為、ライバル減らしのために命を狙われる! そして、母である司令官に父を殺された恨みを持つ団長・ゼイデンに目をつけられて…果たして彼女は生き残り、竜に乗れるのか?

アクション・友情・裏切り・過酷な状況での恋愛・竜たちの濃いキャラクター…要素がぎっしり詰め込まれ、読み始めるとページをめくる手が止まりません!特に後半の畳み掛けがすごいので、「海外作品はちょっと…」と諦めずに読み進めてみてください。途中から、4/23発売予定の2巻目が欲しくなること間違いなし…「やみつき」になりますよ!

(本部　中竹)