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「新快速」と「特別快速」どちらが速い?2013.04.14

主にJR西日本 京都線と神戸線を快走している「新快速」
15分間隔で「阪急」「京阪」と大阪⇔京都間を
「阪急」「阪神」と大阪⇔神戸を競合して走っており
速さなら負けないぞ!とばかりJR新快速の優位が続いております。
その上走行区間も徐々に拡大され
湖西線はもちろん米原の先 北陸本線の長浜から
網干・播州赤穂までと広い縄張りです
JR西日本にとって新快速はドル箱列車
最新型を続々投入
国鉄時代のシティーライナー117系
JR西日本誕生後アメニティーライナー221系
そのステンレスカー版 223系
そして最新型 225系
JRの思い入れが凝縮した「新快速」
かっ飛び方も半端なくフルスピードで走り続けます。
昔、山﨑付近で繰り広げられた
京阪神急行電鉄100型と国鉄超特急「燕」のデットヒート
新快速は今も同じように阪急京都線を抜きに掛かっています。

JR東日本中央線快速 東京⇔高尾
を走る「特別快速」通称“特快”
まさしく快速の特別で快速列車の停車駅を
大幅に通過する速達列車です。
中央線は国鉄時代より最新型の導入線区として知られており
新性能車の草分け101系
省エネ・チョッパ制御 201系
JR東日本のスタンダード223系
しかし日本の首都東京のビジネスマンを乗せ毎日朝のラッシュは
驚きの約2分間隔で新宿駅のホームに滑り込んできます。
右側に列車が入ってきた時に
左側の列車が乗客の乗り降りを行なっており
そのドアが閉まり発車したころ
右側の列車の乗客の乗り降りを行なう
こんな神業を日本の鉄道は毎日やっているんです!

それと列車の種別も会社によってばらばらで
例えば東武鉄道
急行と快速はどちらが速いか
日光線・鬼怒川線の長距離を担当する快速
スペーシアのサポートのように
停車駅は非常に少なく設定
急行よりも上の種類になります。
東武伊勢崎線・日光線の順番
特急・快速・急行・準急です。

西武池袋線はどうか?
特急レッドアローがあり
その次は横浜まで乗り入れるようになった「快速急行」
そして急行があって快速で準急
あと通勤急行・通勤準急があり
停車駅が微妙にことなっております。

前にもこのコーナーで書きました
京浜急行“京急”の快速特急“快特”
以前は特別な特急、特急の上の特急という意味でしたが
今現在 ほとんどが快特で運転されており特急が無いので
名前だけの一番速い列車という意味ですね

近鉄にも特急の次に快速急行があります
鶴橋の次、奈良線は生駒、大阪線は五位堂まで通過
一般車両を使用した列車で最速の列車です。
しかし、布施に特急も一部停車します
布施は各駅停車でも2つめの駅なのに

阪神にもなんば線からの直通 快速急行は通過するけど
特急が停車する駅があったり

南海の高野線は各駅停車と呼ぶのに
南海本線は普通と呼んでいます
ただこれは高野線のみホームがある駅が2つあり
南海本線は止まりたくても止まれない
区別するため普通としているようですよ

一番はじめの問題の答え
新快速と特別快速 どちらが速いかは厳密には分かりません
ただ特別な料金をいただかない列車のなかで
その線の最高速で走る特別な列車です。
どちらも速さを追求した看板列車と言っておきましょう。

 

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