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◇ “ごはん・かき氷・山と湖!” or “美味と絶景”2014.07.16

こんばんは

もうすっかり夏だなぁな気分なのですが今朝テレビを見ていたらお天気のコーナーで
“梅雨明けはまだもう少し先”とのコメント。
カレンダー的に梅雨は6月のものとは勝手な思い込みで朝から眠気も吹っ飛んでしまいました。

さてここのところ雑誌の鉄道特集をご紹介していますがほんとにあちこちで鉄道が
取り上げられていますね。
“旅”という要素もあるので取り上げやすいのかも知れません。

そこで今回ご紹介するのは前回、前々回とはうって変わって(?)ちょっと大人な感じの
「サライ」8月号です。
前回、前々回は“女子”鉄でしたが今回は“大人”鉄???
「サライ」の主な読者はおそらく男性、それも少し年齢高めな感じというところでしょうか。
でも、私は結構この「サライ」が好きでむか~しむかし雑誌担当だった頃によく買っておりました。(担当時代は家に雑誌がいっぱいでした)
とにかく表紙の写真がキレイ、おしゃれ、そしてなんだか上品。
もちろん中身も見ごたえ、読みごたえたっぷりです。
前置きが長くなりましたがそんな「サライ」の8月号の特集は「美味と絶景の鉄道旅へ」。
ここでも出ましたね、絶景。。。

そしてわくわくしながらページをめくっていくと鉄道デザインの世界では知らない人は
いないであろう水戸岡鋭冶さんのインタビュー記事が!
水戸岡さんから始まるなんてさすが「サライ」と思ったら特集とは関係がありませんでした・・・
水戸岡さんの記事から2ページほど後にようやく鉄道特集です。
登場する列車は「ななつ星」、「北斗星」、「SL銀河」、「しまかぜ」、「A列車で行こう」、
「SL人吉」、「いさぶろう」、「はやとの風」。
なんともシブい。。。列車の写真はもちろん運転区間のいちばん絶景な
場所を走っているところが使われています。
月並みな言い方ですが「絵になるなぁ」という風景です。
沿線の泊まってみたい温泉宿、名所・旧跡、そして忘れてはならないお食事の紹介も
ぬかりなくされています。

またなんとも「サライ」らしいのが“内田百閒流「汽車旅」の極意”という記事が
挟まれているところ。
私は知らなかったのですが百閒先生は鉄道マニアの元祖みたいな人だったんですね。
記事を読んでいるうちに「阿房列車」を読んでみたくなりました。
『無用の汽車の旅』だなんて本当に鉄道を愛されていたのでしょうね。
汽車に乗っているだけで満足だったのかも知れません。
でも確かにここ最近の雑誌の鉄道特集に触れ、列車に乗りに行くことが目的でもいいなぁと
ベテランの鉄道ファンが聞いたら「何をいまさら」と言われそうなことをふと思ったのでした
(*^^*)

 

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