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◇あかがわのてっきょう◇2013.10.30

こんにちは
ちょこっと寒くなってきましたね。
思わずタートルネックをひっぱり出してしまいました。
やっぱり寒さを感じるのは首からなんですよ~~

さて、「あかがわのてっきょう」をご存知ですか?
もしかすると鉄道ファンの方にとっては当たり前に知っているものなのかも知れません。
そして、自慢ではありませんが私も知ってます!
でも、、、「あかがわのてっきょう」という呼び名が正式名称ではないということは
ついこの前まで知りませんでした。
ネットで調べてみたら「あかがわのてっきょう」という呼び名は地元での呼び方のようで
正式名称は「城東貨物線淀川橋梁」でした。

この鉄橋は人が歩いて渡れる部分と列車(貨物)が走る線路とが並んでいて私の中では
小さい頃から“電車が走る橋”でした。
いつだったかこの橋が歩いて渡れなくなると聞きそのうち新聞にもそのことが取り上げられ
10月の末で歩道橋部分が閉鎖になると書かれていてずっと気になっていました。

なので、行ってきました!
淀川の堤防を自転車で走って行こうかと思ったのですが天気予報では台風が近付いている
とのことだったので雨に降られるのはイヤやし何より体力に自信がなく市バスで向かいました。
守口車庫前から大阪駅行きに乗って10分ちょっとで最寄駅・赤川3丁目駅に到着。
線路に沿って鉄橋を目指しているとあれ??なんか電車の走ってる音が・・・
ふと線路を見上げるとなんと貨物列車。
家族からめったに走っているところは見られないと聞いていたのでとても得した気分でした。
「ワタシ、ついてるやん」と能天気に浮かれていたのも束の間。
鉄橋に着いた途端に雨は降るし風は強くなるし。
来た道を引き返そうかとも思ったのですが着いてびっくり。
鉄橋の上にも堤防にも平日にも関わらず人・人・人。
みんな漏れなくカメラを持っているところがすごい。→私もデジカメ持って行ってました・・・

そんな熱心な人たちの姿を見ていたら多少の雨風がナンダ、台風がナンダ!と
いう気持ちになりとりあえず鉄橋を渡ることにしました。

初めは傘を差していましたが川の上まで来るともはや傘もなんの役にも立たなくて
周りを見たら他の人たちは傘を畳んで渡っていたので私もそれにならって傘なしで歩きました。 
でもぼとぼとになるというよりは風のおかげで雨を吹き飛ばしてくれているような感じでした。
雨の中でもとても楽しかったです。

梅田のビル群や伊丹に向かう飛行機がだんだん高度を下げていく
ところも見られました。

いちお鉄橋は往復したのですがその間貨物がやってくることはなく堤防でぼぅ~っとしたり
橋の写真を撮ったりしている間にもそれは同じでした。
それを思うと線路の下からとは言え一度でも走っているところを見ることが出来たのは
本当にラッキーだったのかも知れません。

いよいよ明日で歩道部分は閉鎖。
戦争をも乗り越えて80年。地元の人の寂しさはひとしおでしょうね。

今度は天気の良い日に生まれ変わった姿を自転車に乗って見に行きたいと思います♪

 

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