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たま駅長はご機嫌ななめ2012.06.10




TJライナー和歌山に参上!
今日は三毛猫“たま”駅長で
全国的に有名になったローカル線
和歌山電鉄貴志川線に乗って来ました
南海電車難波駅より特急サザンに乗り
約1時間和歌山市駅に到着です
貴志川線はJRの和歌山駅から出ているので
和歌山に向かうJR線の時刻を見てびっくり
あと40分待たなければなりません
実際1時間に1本の間隔なのでしょうがないのですが
改札を出て路線バスで向かいます
こちらは20分間隔でした。
JR和歌山駅に到着
JRの券売機で切符を買い
自動改札を通り9番線に向かいます
改札からホームまで猫の足跡が描かれており
それを目印に地下通路を進み和歌山電鉄のホームを目指します
もともとは南海電鉄貴志川線として運転されていた路線
南海本線からぽつんと離れて地元の足として走ってきたものの
沿線は自動車が主流で乗客も減少し続け
2005年1年間で約5億円の赤字を計上しておりました
とうとう南海電鉄は廃止の方針を地元に伝えるに至り・・・
廃止の話に地元はビックリ!!
岡山の路面電車を経営する両備グループに経営の打診を行い受諾
和歌山電鉄貴志川線として2006年4月再スタートを切ったのです
現在運行している車両はもと南海電鉄のものばかり
車体の色も変わっていません
今でも南海電鉄の路線と言っても納得する人も多いでしょう
スーパー“たま”駅長の話をしなければ・・・
もともと駅の横にある商店の飼い猫で
公道にネコ小屋があったのですが
撤去命令が下され飼い主の店主が猫小屋の移設を懇願されました。
社長は要望を受けたものの
猫にも仕事をしてもらうことに
貴志川駅長の就任となりました
制服・制帽も新調され就任式も執り行われました
これがマスコミの話題となり貴志川に来るお客様が増加
乗客が10%増加その後も13%と増えていきます
この功績により“たま駅長”は役員待遇に昇進します!
また乗ってみたい電車を導入
JR九州の列車デザインで有名な水戸岡さんに依頼
第一弾イチゴ電車が登場します
第二弾おもちゃ電車・おもでんが登場
そしてたま駅長のイラストが車両全体に描かれている
第三弾たま電車が登場します
それぞれの車内も凝った内装で
おもちゃ電車ではガチャガチャが並んでいたり
イチゴ電車は座席が木製のベンチに交換されています
たま電車可愛いい猫型のカバーのついた電燈が壁に並び
たまの檻が据えつけられていたり
乗るだけで楽しいだろうなと思ってしまいます
終点貴志駅に到着
たま駅長を見ようと
執務室を覗いても姿が見えません
しばらく見ているとバスケットの下に隠れていて
姿を見せてくれません
イチゴ電車・おもちゃ電車・たま電車
三列車とも眺めることは出来たものの
スーパー“たま”駅長にはお目にかかることが出来ませんでした
非常に残念!!
なお“たま”駅長は日曜日お休みとのことです
貴志川駅の駅舎も改築されて猫の顔に見えますよね♪♪