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アーバンライナーのおススメ書籍 その2 五能線物語2016.08.31
実はこの書籍はビジネス書
経営書に間違いありません
経営は「物語」である
ＪＲ東日本には12の支社が有りますが
この五能線が所属する秋田支社は12番目
全体に占める売上げの割合はなんと 1％
絶体絶命の赤字ローカル線が
「日本一乗りたい路線」になった！その道のり
その取り組みが書かれたノンフィクション作品です
書名 五能線物語
「奇跡のローカル線」を生んだ最強の現場力
著者 遠藤 功
出版社 ＰＨＰ研究所
価格 1，512円 税込
ローカル線を観光資源に出来たひみつ
地元の方々しか知らない絶景の沿線
中古車両を改造してできた「ノスタルジックビュートレイン」
運転士自ら始めたビュースポットでの徐行運転
長時間停車を利用したおもてなし
数々の取り組みが実を結び
なんと最新鋭のハイブリット車両を導入するまでになりました
廃止覚悟の五能線を蘇らせたのは何か？
現場スタッフの行動のながれが
なんとも結果の現れた感動作品になっています
この何もない忘れ去れた赤字ローカル線に
命を吹き込んだのはまさしく地元を愛するＪＲ職員の気持ち
と一言では言えませんが
シングルヒットを積み重ねる現場の力は
ホームランバッターでも叶いません
東京の考えを押し付けても消化できないでしょうね
