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スペーシアの始発列車が終列車 JR北海道 札沼線新十津川駅2016.10.06

JR山手線や東京メトロの丸ノ内線は
朝のラッシュ時 列車の間隔が約2分
山手線は11両編成の列車が次々やってきます
地下鉄丸ノ内線の池袋駅
到着しては発車を繰り返し
乗車する人は連帯行動のように
乗車した列の隣の列が横にスライドし
その次の列車の乗客がその場所に列を作ります

皆が慣れてしまっているので
逆に間隔を詰めて運行できるんですね

午前9時40分発
この列車が1日一本だけの究極な線区が有ります
札幌のひとつとなり桑園から分岐する
札沼線が今日の主役です

札幌駅から発車し途中駅札幌医療大学までは電化もされ
多くの本数も走っている
よく言う「札幌近郊区間」ベットタウンですが
その先はビックリするくらい本数が減って
末端に至ってはとうとう究極の数になってしまいました

この札沼線は新十津川の先まで伸びていましたが
乗客の減少により部分廃止となり終点になりました

そこまでになったら乗客が増えるわけもなく
最近のJR北海道は駅の廃止や線区の一部廃止など
暗い話題ばかりが賑わっています

留萌線の増毛駅、石勝線夕張駅は廃止は決まっています

この札沼線 新十津川駅も風前の灯と言われております
この新十津川駅は開業85周年とのこと
地元の有志が「新十津川駅85周年を祝う会」を企画しました
このイベントを契機に鉄路の存続の道が有るのでしょうか

駅周辺は何もない訳ではありません
線路の先にはアパートが立っており
大平原ではありません
どの様な名案があるのか?
静かに見守りましょう

 

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