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スペーシアのJR西日本「デゴイチ復活プロジェクト」2015.07.24

JR西日本が40年以上に渡り展示してきた
蒸気機関車を本線で再び走らせるプロジェクトが進行中と
産経新聞にて掲載されていました

今回復活を果たす蒸気機関車は
デゴイチ D51形機関車で
旅客・貨物の両方を受け持ち
日本において最多数生産された蒸気機関車

デゴイチは既にJR東日本で1両 
高崎を棲家に復活しています
蒸気機関車の復活はJR東日本が
すでに数両本線走行を果たしています
つい最近も東北でC58が走り始めました
磐越ものがたりの C57
高崎の C61 など形式もさまざま

動態保存と言えば大井川鉄道
C11、C10、C12、C56
最盛期には5両の蒸気機関車の罐に火が入っていました
真岡鉄道のC12、秩父鉄道のC58は老舗のレベルですね
つい最近、社会実験として鳥取県の若桜鉄道でC12が復活
今後が非常に愉しみです
JR北海道のC11、JR九州の 86
こう見てみると多くの蒸気機関車が復活を果たしました
蒸気機関車は近代日本の産業遺産でもあるんですね

話は戻って JR西日本の現役蒸気機関車は
やまぐち号の C57と 高原のポニー C56 の2両のみ
そこで永続的な取り組みのためにはもう1両加えなければと
白羽の矢がたったのが デゴイチでした

車体のさびや腐食も進んでいますが
社外の高い技術力を結集し
新たに職員を配置し万全の態勢を整え
平成29年度以降の復活運転を目指します

今回のプロジェクトにかかる費用は約5億円
しかしJR西日本は
後世に伝承するこが必要と決断してくれました

北びわこ号をD51が引く姿もあと少しで見られます
重連運転も楽しみですね!

 

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