TJライナーの南海電車ローカル線の旅③
今回は和歌山県に登場
南海本線紀ノ川駅から分かれ加太駅までの9.6km
南海電鉄加太線に乗ってきました。

加太線の列車はすべて和歌山市まで乗り入れており
朝夕は沿線の住友金属工場への通勤輸送。
また夏の磯ノ浦や加太への海水浴客の
行楽客輸送も行っているとのこと

難波から特急サザンに乗車
今日はちょっと贅沢をして指定席にしました。
500円指定料金ですが全く違った空間で
旅行に出かける雰囲気が漂います
しかし通常の通勤車両だと旅行とはいきませんね

和歌山市駅に約1時間で到着
加太線に乗り換えます。
運転間隔は昼間30分に1本
2両編成のワンマンカーで運行
南海電鉄ローカル線の基本パターンですが
加太線は2扉車と4扉車がまじって運用についています

和歌山市から紀ノ川まで南海本線を走ります。
加太線は単線　紀ノ川より約1ｋｍのみ複線区間があります
しかし列車のスピードが非常に遅い・遅すぎです
南海本線にくらべ軌道状況が悪いのはよく分かりますが・・
後で確認したら最高時速50kmだそうで　うーん納得です

沿線は街の中をゆっくり進む感じで　
工場・住宅の建物の中を分け入って磯ノ浦駅付近では
視界が開けて海岸沿いを走ります
磯ノ浦海岸の下車駅磯ノ浦を出ると
景色は一変し比較的大きな樹木が立ち並ぶ緑の中
カーブが多くなり山間部を進んで終点加太に到着します。
全線9.6km + 南海本線2.6kmで約30分もかかっています。

帰りは磯ノ浦で途中下車
すぐ目の前の磯ノ浦海岸に海を眺めに行きます
もう真夏モードで海岸には水着の人々が多数
青い海と白い雲　カラフルな水着
サーフィンエリア・水泳エリアに分かれ
砂浜はバーベキューエリアが設けられていました

夏休みを満喫！そんな南海加太線でしたね
本日　南海電鉄加太線　9.6km　を完乗しました。

TJライナーがまだ乗車していない南海電鉄の線区は
だいぶ少なくなり
高野線　 橋本⇔極楽橋　 19.8km
和歌山港線　和歌山市⇔和歌山港　2.8km

和歌山港線が“くせ者”で　とにかく運転本数が少ない
特急サザンが直接乗り入れるものもありますが
なんせ　平日は7往復・休日　6往復
ちゃんと調べてから現地に行かなければ
時間待ちにも程があるくらい待たなければなりません

TJライナーとしては
南海電車の最終乗車区間は高野線
展望列車　天空に乗って極楽橋にて終了と考えております
もう少し先にしますね

兵庫方面は全く手を付けてませんから