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省エネ VS エコ2011.12.25

JR大阪環状線・大和路線・阪和線にて
現役・しかも主力で走っている
103系と201系

東京地区では先日201系が
京葉線(東京ディズニーリゾートに行く電車)を最後に
現役を引退しました。
103系に関してはもう数年前に廃止されています。

民営化される前の国鉄時代
東京地区で使用された車両がお下がりで
関西地区や名古屋などに廻っていたのは事実です

JRになり6分割になる以前は
東北で使用していた車両が九州で使用したり
関西地区の電車が東京地区を走っていて
ドアに「指詰め注意」というステッカーが貼ってあり
指を詰めるの!と関東の子供はびっくりしていました

話を戻します
10年前くらいまでは昭和初期の電車がまだ現役で走っており
30年・40年間は普通に走っていましたが

先週のステンレス・アルミ電車の省エネに絡む話と
デザインや性能が現状と合わなくなるとの考え方から
寿命を15~20年と短くした車両をJR東日本は製造するようになります。
安く作れるというのもあるんです!
それが209系という電車ですが
寿命が来て第一線を退いたものの
時代背景が変わってしまい 改造して他の線区に配置され
現役を続けています房総各線を走っています。

JR西日本の103・201系は特別保全工事(大規模な改修工事です)を行っており
車体横の窓を入れ替えたり、正面のデザインを替えたり不要な戸袋窓をふさいだり
車内のイスの形態を替え生地を張り替え新車同様のデザインにして使用しています。

JR西日本も
まだ使えるものを廃棄するのは「もったいない」の考えから
“エコな会社”と宣言できるのです。
古いものを大切に使っているだけではありません!!
新快速には最新型が投入されていますし
緩行線にも関西の私鉄とも充分渡り合える車両を入れ
通勤型としては贅沢だなと思っていました。
関東の通勤区間の電車よりもお金が掛かっていると思いますよ。

東と西 JRも全く考え方が違うんですね
どこにお金をかけようか?資本を集中させようか?
すいません経営の話になってしまいましたね。

昨日、中学校の修学旅行以来 ○○年ぶりに奈良に行ってきました
近鉄特急に乗り33分で難波から到着してしまい
東京から鎌倉に行くよりも近い感覚ですね。
近鉄特急は、一般的な前は“サニーカー”と呼ばれていた車両で
可も無く不可なくという無難な電車でした
関東で例えると西武の“ニューレッドアロー”あたりですか
余計に“アーバンライナー”に乗りたくなりました。

帰りはJRの大和路快速に乗ったのですが
こちらのかっ飛びかたはすさまじく気合いを入れて走っていました。
スピードで近鉄と対抗しよう!との現れでしょうが
天王寺までアッという間でした。
近鉄とJRの競争も熾烈ですね

 

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