鉄道ブログ詳細

TJライナーの 東京の地下鉄 バカの壁?!2015.06.06

まず東京には地下鉄が13本走っています
それぞれラインカラーが決められており
銀座線はオレンジ、丸ノ内線は赤など

東京の地下鉄は2つの組織が運営しています
東京メトロと東京都交通局
いま東京メトロは私鉄ですが
その昔、帝都高速度交通営団として
国鉄と東京都からなる特殊法人が運営していて
営団地下鉄と呼ばれていました

この営団地下鉄が東京メトロに変更になったのは
やはり国鉄の分割民営化の影響です
現在の大株主は財務省
この超優良企業の株を出来るだけ高く売ってしまいたい
これが国の考え
東京都は財務省の持っている株式を引き取って
東京の地下鉄を一本化するの名のもとに
東京メトロを引き受けると表明しています

しかしそれには裏があるようで
東京都交通局は都営バス、都電、日暮里舎人ライナーと
儲かっていない交通機関も運営しており
儲かっている東京メトロの路線の売上で
赤字の事業の補てんをしたい
交通事業を安定化させたいとの願いがあるようです

またまた前置きが長くなりました
画像の駅は九段下駅
東京メトロ、東西線、半蔵門線、都営新宿線が乗り入れ
ラインカラーむらさきは東京メトロ半蔵門線
そして黄緑は都営新宿線
同じホームに違ったカラー表示があります

都営線から東京メトロに直接乗換が出来ます
降りたホームの反対側の列車に乗車できますね
すぐに!たったの10秒ほどの時間

しかし以前は違う企業だからとして
ホームの真ん中に壁があり
行き来が出来ませんでした
乗換のためには一度階段を上がり
改札を出て、また別の改札から入場
階段を下りてホームにたどり着くという
まったくもって面倒なことを強制していました

前東京都知事の猪瀬直樹さんは
地下鉄の1本化の大義として
同じホームに壁を作り行き来を阻害しているは
利用者のことを全く考えていない!
まさしくこれは「バカの壁」だ!
パフォーマンスを展開していましたが

いまは全面撤去となり
全く壁があったとはわからない状態ですね

しかし2つの会社の運営については
利用者からとしたら
乗車料金の割高さえなくなれば
2つの会社でも構わないとおもいますよ

地下鉄は統一料金で
改札も同じ
スタッフもだぶらずに効率アップ!

これって大阪都構想の理念と
まったくいっしょですよね!

 

アーカイブ

一覧へ