ついにその時が来てしまいました

ＪＲ東日本とＪＲ北海道は
来年3月の北海道新幹線の開業にあわせて
寝台特急「カシオペア」を廃止するとの
新聞報道がありました

カシオペアは1999年にデビュー
同じ区間を走る北斗星は
24系客車を大改造し使用していましたが
カシオペアは新車を投入
12両編成の客車は定員174名と
非常にゆったりした空間を提供
週3往復　上野と札幌を結んできました

青函トンネルに新幹線車両が乗り入れることになり
トンネル内の改造を実施
電圧などが変わり今までの電気機関車が使用できなくなる
このことが原因にあげられていました

しかし貨物列車の運行は行われ
新たな電気機関車も用意されていますので
電気機関車を理由にするのはどうなんでしょう・・・

1988年に青函トンネルが開業
先輩「北斗星」の定期運行が今年の3月に
そしてつい先日の8月下旬臨時運行が廃止となりました
これで上野と札幌を結ぶ寝台特急の歴史に幕が下ろされることに
また寝台急行「はまなす」の廃止も決まりました

やはり効率の悪い寝台列車
昼間留置線で待機しているのがもったいないのか
他の会社に乗り入れることに不都合が多いのか
鉄道会社に嫌われていることは明白ですね

ただカシオペアの車輛はまだまだ使用できますから
クルーズトレインとして東北地方を廻ることでしょう
北海道にも遠征するかもしれませんね

定期列車から離脱した車両ですから
ビックリするところを走るかもしれません
ＴＪライナーとしては東京から鹿児島中央の
特急富士ルートを走ってもらいたいです

これで寝台特急はサンライズエキスプレスのみとなりました
現在プラチナチケットのサンライズ出雲の寝台券
当分は安泰でしょう
孤高の列車に　最敬礼！