鉄道ブログ詳細

TJライナーの中国地方JR西日本ローカル線の旅 因美線編2014.01.18

山陰地方に初めて降り立ったTJですが
鳥取駅は改札口を出ずに
山陰本線から因美線に乗換えます
豊岡あたりから雪が舞っていましたが
鳥取駅もあまり降っていません

因美線智頭行きに乗り
終点智頭で津山行きに乗り換えです
智頭急行所有のディーゼルカー2両編成に乗り込みます

因美線は山陰本線鳥取から姫新線東津山までの70.8kmの路線
山陽地方と山陰地方を結ぶ陰陽連絡線として利用され
急行砂丘などの優等列車も運転されて
ある意味表舞台の働きの線でしたが

国鉄時代に建設が中断していた智頭線が
地元自治体による第三セクター鉄道として開通すると
様子が一変します

智頭急行が姫路近くにショートカットで繋いだため
大阪に近づいたため
京都・新大阪より新型振子式ディーゼル特急
スーパーはくとが運行されると
大好評で迎えられ鳥取が大阪に近くなりました

しかし智頭急行が開通したことにより
因美線の智頭と津山そして津山線
が陰陽連絡線の座からすべり落ち
ローカル線になってしまいました

特に因美線の智頭、津山間の寂れかたは
半端でなく昼間4時間列車が運行されない時間帯があるなど
とりあえず廃止にしないけど
動かしておこうという感じで
非常に消極的な運行体制です
いままで長い編成の急行列車が走っていた区間に
小ぶりのディーゼルカーが1両でとぼとぼ走る姿は
なんとも悲しいのひと言
また山間部を走るため所々で落石注意のため
制限速度25kmの箇所が散在していて
早く結ぼうという気配もありません

今日は山に分け入る
登っていくほど雪がひどくなり
相当積もっている状態
一層物悲しい世界が広がっております

日本の原風景と言ってしまえばそれまでですが
都市との違いに面食らうTJでありました

 

アーカイブ

一覧へ