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TJライナーの関西ケーブルカー乗りつぶしの旅② 京福電気鉄道鋼索線編2013.11.30

京阪線に続いてのケーブルカーシリーズの第2弾は
京福電鉄の運営路線
比叡山に向かう叡山ケーブルカーの登場です

叡山電鉄叡山本線の終点 八瀬比叡山口駅より徒歩5分ほど
雰囲気のある駅を出て渓流の橋を渡り
湧き水の出ているような池の脇を歩いていくと
叡山ケーブルのケーブル八瀬駅に到着です

この鋼索線はケーブル八瀬からケーブル比叡にいたる 
営業距離 1.3kmで 線路幅は1067mm
この叡山ケーブルカーの特徴は
高低差が 561m ありケーブルカーとしては
日本最大とのこと
開業は1925年 大正14年 12月20日
京都電燈、電力会社によって開業しました
その後 経営が 1942年 昭和17年に京福電気鉄道に移り
戦時中の昭和19年 運行を休止
昭和21年に運行が再開されました

運転間隔は 平日20分から30分間隔で運行させ
所要時間は9分間 土曜日・休日・多客期には増便体制をとります
現在の車両は1987年 武庫川車両工業で製造された ケ1、2の2両
阪神電車の兄弟になりますね

このケーブルカーは1月1日~3日の延暦寺への初詣客のため
特別運行を行ないますが 冬季 12月より運休してしまい
冬季延暦寺に向かうには 琵琶湖側の比叡山ケーブルの利用となります

今まで箱根や高野山、先日の京阪と色々と乗ってきましたが
何がすごいかというとやはり高低差日本一だけあって
傾斜の角度がきつい!車内の段々も大きな階段状態です
またまっすぐの直線でなくカーブを描いて登って行きます

ケーブル叡山駅よりロープウェイを乗り継ぎ比叡山山頂へ
京都市内から比叡山延暦寺への参詣ルートになっております

 

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