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TJライナー オススメの 鉄道本③2012.05.06

ゴールデンウィークも今日でおしまい
皆さんもお疲れのため
明日からの仕事の準備のため
ご自宅にて休まれている方も多いと思います
TJライナーも 外出を控えまして・・・
鉄道本の紹介をします
TJライナーも読ませていただきました
この本は絶対の自信を持ってオススメします!!

須田 寛の鉄道ばなし
鉄道営業近代化への挑戦
須田 寛著(福原俊一 聞き手)
JTBパブリッシング 1,890円(税込)

国鉄に入社し各地・各ポジションを歴任され昭和62年4月分割民営化の時
JR東海の代表取締役社長に就任、現在相談役でいらっしゃる須田さんと
鉄道研究家、JTBキャンブブックスにても多数発刊されている福原さんの
対談の形で内容は進んで行きます。

戦後復興の時代の話、特急こだま151系デビューのとき
新幹線の構想・建設・開通について
急行・準急の時代からL特急へのはなし・星の寝台特急三段寝台から二段への移行
名古屋地区に117系を導入した経緯
広島地区に115系3000番台がデビューなぜ117系でなかったのか
全国を6分割にJRの発足時 JR北海道のコーポレートカラーは白の予定だった 
JR東海は青の希望だった。 など

TJライナーのイチオシは四国総局にいらっしゃったときの新聞輸送の場面 
尾道まで山陽本線で運び、舟をチャーターして瀬戸内海を渡り予讃線に引き継ぐ。
もうひとつは信越本線碓氷峠のアプト式旧線から新線に架け替えの話
EF63電気機関車2両で押し上げる方法でトラブル発生
特急列車だと8両編成までしか支えられない。
189系・489系の導入・協調運転になって12両編成までOKになった話
“へー!そうだったんだ!!”連発の本です。
戦後からオリンピック・万博・オイルショック・バブル時代でJR 
時代背景とばっちり リンクしています。

なお葛西さんは
同じくJTBパブリッシングCANBOOKS
東海道新幹線Ⅱも出版されています

 

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