鉄道ブログ詳細

TJライナーの「黄色い6000系」2015.05.03

西武鉄道の6000系といえば
東京メトロ有楽町線・副都心線に乗り入れ為に
開発・製造された車両で
車体はステンレス及びアルミで製造され
銀色とネズミ色にブルーの帯を締めた
西武鉄道においてブルーの帯のトップバッター

それまでの西武電車と言えば
ドア以外すべて真っ黄色
山吹色とも違い、JR総武線の黄色とも違う
少し前の西武線は黄色電車の天下でした

その黄色電車の初めは西武秩父線の開通時
デビューした101系から採用されました
しかしこの101系は黄色とベージュの塗り分けで
車体全部が真っ黄色ではありません

真っ黄色の車両がデビューしたのは
西武新宿線の2000系
西武といえば20m車にもかかわらず3ドアを続け
3000系まで新車を作り続けました
当時の新宿線はラッシュの混雑がひどく
3ドア統一を止めてでもお客様の乗り降りをさばく為
4ドア車を製造しました
時は流れ西武線に東急や東京メトロの車両が乗り入れる時代
ステンレス、銀色の電車も増えました

しかし、3ドアと4ドアが混在するのは
お客様にも不便
いま導入が急がれているホームドアにも対応できません
その為急速に3ドア車両が姿を消していきます

その代わりに製造された車両が日立のAトレイン
20000系と30000系でアルミがむき出しの車両
真っ黄色を淘汰していきます

話が逸れましたが
2000系、新2000系、そして9000系
冷房改造の際に塗り替えられた701系、801系、401系
西武電車の色は黄色!西武はきいろ!!

この度 西武池袋線の前身 武蔵野鉄道の池袋⇔飯能が開通して
今年で100周年を迎えます
その記念イベントとして銀色の6000系を黄色の塗装に変更し
「黄色い6000系電車」として運行を始めています

6000系は東京メトロ乗り入れ車
有楽町線 新木場や副都心線 東横線経由 元町・中華街まで
黄色い西武電車が乗り入れます

東急東横線に黄色い電車
自由が丘、横浜に黄色い電車
西武鉄道のイメージ戦略というか
西武の認知度アップ大作戦!かなとも思います
でも全く違和感がありませんね

 

アーカイブ

一覧へ