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TJライナーのアプト式鉄道2016.02.24

井川線は愛称として
「南アルプスあぷとライン」の名前がある通り
日本で唯一のラック式鉄道区間がある鉄道としても有名で
沿線に建設された長島ダム建設に伴い
一部区間が水没することになりました

補償金を受けて廃止にすることが出来ず
湖岸に新線を建設しました
途中に90‰の急勾配があるため
昭和38年碓氷峠の信越本線にて廃止以来途絶えていた
ラック式鉄道が復活することとなりました

ループ線などを設けて急勾配を避けて建設する方法もありましたが
早期に建設出来ることが理由でラック式鉄道が採用された訳です
アプトいちしろ~長島ダム間1.5kmがアプト式区間

直流1500Vにて電化もされて
アプトいちしろ駅にて電気機関車をディーゼル機関車の後ろに連結
この急勾配区間を歯車式の機関車が押し上げていきます
長島ダム駅にて切り離しを行い
また非電化のミニ鉄道姿にもどり先を目指します

やっぱり冬以外がいいですね

 

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