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TJライナーの東海地方 ローカル線の旅 天竜浜名湖鉄道編2014.05.10

先週 遠州鉄道西鹿島駅に到着したTJライナー
新浜松に戻らず天竜浜名湖鉄道に乗り換えて
新所原経由で名古屋に戻ります

この天竜浜名湖鉄道は東海道本線の掛川駅から
東海道本線、湖西市の新所原までの67.7kmを結んでおり
浜名湖の北側沿岸を回る迂回路線として建設されました。

もと国鉄二俣線を引き継いだ
地元自治体、静岡県・掛川市・浜松市・湖西市などが株主の
第三セクターの鉄道路線です
もともとの建設経緯が軍部の要請により計画
浜名湖の海岸線を走る区間で敵艦隊からの攻撃により
東海道線が寸断された際の迂回路として建設されました

しかし沿線は東海道線沿線の華やかさはまるでなく
浜名湖自体も海側の明るさと真逆に
北側の浜名湖は鄙びたローカル線の雰囲気がプンプンです

国鉄時代も標準的気動車キハ20系が1両か2両で運転されていました
TJも国鉄時代に掛川から乗車
新所原から東海道線に乗り入れ豊橋まで乗り通しています

今回会社が変わっていますが約30年ぶりの乗車です
遠州鉄道の都会的路線から一気に地方ローカル線へ
乗換時間は約20分 ちょうど良い時間です
ちなみに天竜浜名湖鉄道はおおむね1時間に1本の運転で
ワンマンカーが1両で運行されています

第三セクター鉄道の標準車両ともいえる
新潟トランシス製のディーゼルカーがやってきて乗車します
途中駅は国鉄時代のままで年輪を重ねています
ただ駅員が不在になった無人駅を改造し
喫茶店や食堂になっている駅もあるんですね

浜名湖の沿岸を走るため
鳥の餌付けをホームから出来たりと
飽きない沿線ではあります
東海道線と異なり地形の入り組んだところを通り
三ヶ日みかんの地元として山々にはみかん畑が広がります

進行方向左側は琵琶湖もそうですが奥の沿岸はあまり開発もされず
昔のままの雰囲気を残した湖の風景
反対側の車窓は山々が広がり緑の風景
目に優しいローカル線そのものの天竜浜名湖鉄道でした。

新所原から豊橋まで313系3両編成の普通列車に乗車
豊橋からは名古屋鉄道で名古屋までと思っていましたが
東海道線の特別快速に接続との案内なので
そのままJRの乗換としました

しかし新快速の上に“特別快速”とは
カッ飛び列車で大府も通過した速達列車
あくまで都市間輸送に徹した列車です
名古屋地区 名鉄 VS JR東海 の仁義なき戦いの現れですね
それと 東海道新幹線「こだま」もありますけど

JR西日本の新快速といい JR東海の特別快速・新快速といい
このような競争は利用者にとって大歓迎です

名古屋からまた近鉄特急で大和八木まで
大和八木から準急で近鉄八尾まで帰ります
今日の帰りはアーバンライナープラス
しかしこのルートはもう6回は乗っていますね
ベテランです

 

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