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TJライナーの湘南色と横須賀色2015.01.31

国鉄時代、全国の直流電化区間に勢力を広げた
2大塗装 湘南色と横須賀色

最近、交通新聞社から書籍が発売されましたが
JRに入ってからはステンレス製の車両の増加と
JR各社が個性的な塗装を小さな範囲で変更するようになり

東北本線の115系と山陽本線の115系が同じ湘南色
内房線、外房線など房総半島の各線と名古屋地区の中央本線
福塩線や飯田線、身延線などを走った横須賀色
なんてことは無くなってしまいました

ステンレス製の車体に帯をまいて活躍している
現在の213系、231系、233系では色彩は残されているものの
ごく一部の印象は拭い去れませんね

この湘南色と横須賀色はいつから登場したのか?
戦後東京から熱海、沼津の東海道線に登場した湘南電車から
今まで車両の色と言えばブドウ色、チョコレート色で暗い色彩一色
蒸気機関車は黒、電気機関車は茶色と駅のホームにいても
明るい色が全くありませんでした

そこで登場した湘南電車の80系のオレンジ色が
鮮烈に登場し大好評になったことは当り前でしょうね
この湘南色はオレンジとグリーンの塗装
オレンジ色はみかんの実の色と葉っぱのみどりから来ているんですよ

もう一つの横須賀色 こちらも横須賀線に登場した塗装で
青とクリーム色の2色
青が海の色、クリームが砂浜の色
通称 スカ色

湘南色、スカ色も全身をまとっている車両は少なくなりました
中央東線 立川から大月や甲府に向かう各駅停車が
スカ色の115系を使用していましたが
とうとうさよならとなってしまいました
湘南色の115系もJR西日本にてまだ見られますが
塗装の変更が大規模に行われており
あっという間にステンレス車の帯だけに残るが
現実かもしれません

 

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