人を殴ったり蹴ったり、人のお金や持ち物を奪ったり、SNSにひどい悪口を書きこんだりしたら、大人であれば犯罪として罰せられます。いじめだって同じです。でも、子どもはそれが犯罪になるということを知らないので、誰かが気づいてくれるまでたった一人で苦しんで苦しんで、最悪の選択をしてしまうことも少なくありません。もし法律という強い味方がいることを知っていたら、助けを求める先が増えて救われるかもしれません。
そのために発売されたのが『こども六法』です。小学生でも読めるように漢字にはルビをふり、親しみやすいイラストで解説、難しい言葉もできるだけ分かりやすく書かれています。
今年の8月に発売されるや、あっという間に売り切れてすぐに追加しました。「めざましテレビ」などにも取り上げられ、今話題の本です。法律は大人でも知らないことがたくさんあるので、お子さんと一緒に読んで家族で話し合ってほしい一冊です。

(本部　正藤ひろみ)

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