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ないたあかおに
著者：はまだひろすけ／ぶん いけだたつお／え
税込価格：1,100円
ISBN：9784033020204
発売日：1965年12月
人間と仲良くなりたい赤鬼と友達思いの青鬼。このお話には悪い鬼は出てきません。青鬼が人間の村へ出かけて大暴れをする。そこへ赤鬼が出てきて、青鬼をこらしめる。 そうすれば人間たちにも赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろうと青鬼は芝居をして悪役を演じます。おかげで赤鬼は人間と仲良くなり、村人達は赤鬼の家に遊びに来るようになります。 親友である青鬼があれから一度も遊びに来ないので、青鬼の家を訪ねると、青鬼の家の戸は締まっており、戸の脇に貼り紙が貼ってあります。 青鬼がいなくなるシーンは大人でも泣いてしまいます。池田 龍雄氏が描く赤鬼と青鬼の表情が哀愁を感じさせます。
