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プラスチックの現実と未来へのアイデア

著者:高田秀重監修

税込価格 :1,870円

ISBN:9784487812608

発売日:2019年8月26日

環境を考える本

表紙を開くと、「世界中の海岸をうめつくすプラスチックごみ」という写真があり、マニラ・レバノン・インド・・・そして荒川河口の風景が撮影されており、衝撃を受けました。発行されたのは、2019年8月と少し前ですが、心を新たにさせられる1冊でした。2020年7月からは、レジ袋も有料化となり、人々のライフスタイルが見直されるきっかけとなっています。よりゴミを出さない生活を考えることで、気候変動や海洋プラスチック問題などの解決へ向けた第一歩となるはずです。この書籍の中で、憂慮すべきは、陸上で生産・消費・廃棄されたプラごみが河川を経て海洋に流出し、海の環境を汚染していることです。特にプラごみが細かく砕けたマイクロプラスチックは、海の生態系に深刻なダメージを与えている。マイクロプラスチックはまず、小魚類や海鳥の体内に蓄積され、食物連鎖を通じてより上位の海洋生物に移行・蓄積される。私達人間も例外ではなく、すでに私達の体の中にマイクロプラスチックは移行し、いつ健康を害してもおかしくないとさえ言われているという。プラスチックに関する現状がわかりやすく書かれています。先ずは自分の出来ることから始めようと思います。

(アトレヴィ大塚店 スタッフ)

 

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