2年に1回8月に8日間にわたって開催される日本一過酷な山岳レース「トランスジャパンアルプスレース」はご存知ですか?
日本海から太平洋まで、北、中央、南にわたる日本アルプスすべてを縦断して8日間以内に走ってしまう半端ない山岳レースで、
距離415キロ（フルマラソン10回分）、累積標高差2万7000メートル（富士登山7回分）、宿泊は露営（テント、シェルトなどのみ）、
賞金、賞品は一切なしで、ほとんどの選手が幻覚、幻聴を体験。この過酷なレースに選び抜かれた（体力だけでなく、山岳や気象に対する知識、装備の手配、危機管理、体調管理など非常に高いレベルを持つ）30名で競う。場合によっては命を失うことすらある過酷なレースの何がそこまで参加する人を惹きつけるのか、誰しも思うことでしょう。この本を読めばある程度、納得がいきます。日々変わりない生活を送っている方、是非この本を読んで刺激をもらって、新たな一歩を踏み出しましょう。

(なんばCITY店 中島渉司)

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