今、将棋界が面白い。
羽生善治が当時の７大タイトル全てを制覇したのが1996年。そこから30年近くが経った現在、1つ増えて8大タイトルの全制覇を果たしたのが藤井聡太です。
デビュー当初の29連勝を皮切りに圧倒的強さで白星を積み重ね、瞬く間にタイトルを奪取。一般棋戦と呼ばれる8大タイトル以外の4つの棋戦でも直近で優勝を果たし、
まさに将棋界を席巻しております。
さて、そんな藤井無双状態の将棋界ですが、藤井の前に立ちふさがるのは一体誰なのでしょうか。本書は、藤井のライバルとなり得る棋士たちの、キャリアや戦績から得意戦法、
人柄までを網羅した、「読む名鑑」です。
将棋棋士といえば、一人ひとりが個性の塊。それぞれが自分なりの哲学をもって勝負に臨み、盤上に一つの世界を描き出しています。「捌きのアーティスト」久保利明、「千駄ヶ谷の受け師」木村一基、「出雲のイナズマ」里美香奈など、二つ名を持つ棋士も多く、本書ではそういった棋士がベテランから若手、女流棋士まで、総勢58名紹介されています。
将棋のルールがわからなくても楽しめる内容となっておりますので、少しでも興味を持たれたら本書を手にして、まずは「観る将」から初めてみませんか。

(イオンモール奈良登美ヶ丘店　スタッフ)

各店の在庫確認はこちら>>

オンライン書店「e-hon」で購入!(旭屋書店でも受け取れます)