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新装版 頭文字D 1

著者:しげの秀一

税込価格 :1,100円

ISBN:9784065217382

発売日:2020年11月6日

スカッとするおすすめコミック

90年代モータースポーツ界隈で一世を風靡し、アニメ化もされ、今もなお根強いファンに愛されている数ある車漫画を代表する作品です。
年代ドンピシャの方なら、この漫画を読んで車の免許をとろうと思った方も多いのではないでしょうか。

主人公の藤原拓海が各地で名がある馬力のある車を乗りこなすドライバーを、毎日の家の手伝いである豆腐の配達で培ったドライビングテクニックで当時でもう古いといわれていた車、AE86(ハチロク)で爽快に倒していくストーリーです。
1話の時点では、拓海自体は車の運転=家の仕事の手伝い。ということで特別車に興味もなく、モータースポーツにも無関心でした。
ある日配達の帰りに峠を下っている際、アマチュアであるのにも関わらずプロの世界でも名が知られているチームのエースドライバーを難なくあしらい、抜き去ったことから拓海の日常は変わります。

拓海は普段ぼーっとしていて、車での競争を挑まれた際にもあまり乗り気ではなくその様子と相棒の車、ハチロクが古い車というところで最初は「こんな奴に負けるわけがない」「ハチロクなんぞに負けたらそれこそ恥だ」と馬鹿にされ、強敵があらわれる度仲間にすら「ハチロクじゃ勝ち目がない」と言われるのですが、圧倒的センスで周囲を感動させるような走りを見せます。この時代の漫画のライバル、ヒール役に当たるキャラクターは柄が悪いキャラが多いのですが、そういったキャラを黙らせてくれ、終いには意図せず信者のような立ち位置にまでしていく拓海の姿にはスカッとします!

主人公の拓海だけではなく、ライバル、後にチームメイトとなる赤城レッドサンズの高橋兄弟など魅力的なキャラも多く、また、なんといっても80年代~90年代のスポーツカーがとにかくかっこいい!今じゃなかなかお目にかかれないというところもロマンがあります。

漫画ながら、車の疾走感も大いに感じられる作品なので、そういった意味でもスカッとするにはおすすめの作品です!

(本部 山口)

 

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