疲れを感じた時、どんなことをしていますか？「甘いものを食べる」「コーヒーを飲む」「とにかく寝る」、一般的に思い浮かびやすいことだと思います。ですが、著者によるとこれらは全てNGな方法だと言います。
人はなぜ疲れるのかといった疲労の正体や、どんな休み方をすれば最も効率的に疲れがとれるのか、休養を7種類に分類しそれらを組み合わせたタイプ別の休み方など、「休養」に関して新たな気づきを得られる一冊です。

個人的に印象に残っているのが、平日の疲れを週末の休みで癒すという考え方から、平日を元気に過ごすためのエネルギーチャージを週末に行うという考え方の変換についてです。
こうすることで平日も週末も心身ともに充実して過ごすことができますし、どういった休養の仕方をすれば自分の疲労が取れるのかという風に、自分の体調についてこれまで以上に向き合うことができるようになります。
日々の体調管理の一環として、取り入れてみてはいかがでしょうか。

(本部　正藤)