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◇サブウェイ・メトロ・地下鉄◇2012.05.30

明日でいよいよ5月も終わりです。
少しずつ暑くなってきて夏が近づいてきてる気配です。
この春と夏の間の時期はツツジや菖蒲、紫陽花などがきれいに咲いて春の桜とはまた
ひと味違う華やかさがありますね。

さて、皆さんは地下鉄を利用されますか。
大阪の地下鉄はともかく、東京へ行くとほんとに迷子のようになります。
あまりに線が多すぎてわけが分からずいくら下りてもなかなかホームに辿りつけなかったり上っても上っても地上に出られなかったり・・・
恐るべし東京メトロ&都営地下鉄・・・。東京の人はエライですね。。。
それはさておき、我が家の最寄駅には京阪電車の他に地下鉄の谷町線と今里筋線があります。
加えて市バスの始発駅もあったりしてよく考えたらとても恵まれた場所に住んでおります。

と言うことで先日「思わず人に教えたくなる!地下鉄の不思議な話」という本を読みました。

この本には「へぇ~、そうやったんやぁ」ということが書かれていて
タイトルにあるように思わず誰かに話したくなるネタがいっぱいです。

例えば第2章<思わず探してみたくなる地下鉄駅の謎>の中に大阪の地下鉄の駅名が
長いという話が出てきます。
ずっと大阪にいるとそれが普通に思っていましたが他の地域では大阪のように
長い駅名は珍しいようです。
「西中島南方」「今福鶴見」「四天王寺前夕陽ヶ丘」「喜連瓜破」などなど。
大阪では駅名を決める時に地域の人たちの声を聞くことが多いそうで
結果、駅の場所が二つの地域にまたがっているとふたつの地名をくっつけることに
なってしまうのだとか。
さすがと言うか大阪人は譲りませんね(^^;)
確かに京阪と比べてみると「千林」「関目」「野江」という駅名が谷町線では「千林大宮」
「関目高殿」「野江内代」、唯一同じなのは「天満橋」。

そう言えば初めて「喜連瓜破」って文字を見た時、これは駅名?って思った記憶があります。
まさか「喜連」と「瓜破」をくっつけたとは思いもしませんでした。
その地名を知らなかったというのもありますがなんか語感というか読みが
楽しくてあんまり深く意味を考えることがありませんでした。
でもふたつの地名をくっつける時ってどっちが先にくるかで揉めることは
なかったんでしょうかね・・・

駅名の話の他にも車内アナウンスの話だったり東京の地下鉄にだけマスコットキャラクターが
いないという話、札幌や名古屋、福岡の地下鉄の話も出てきます。
地下鉄って(もちろんですが)外が見えないのでちょっと退屈だったりするのですが
この本を読んで少~し違う角度から地下鉄を見られそうな気がしました。

 * 「思わず人に教えたくなる!地下鉄の不思議な話」 PHP文庫 ¥629(税別)

 

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