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◇鉄おとめ◇2013.09.11

こんにちは

あのとても暑かった夏がウソのように涼しさを感じる毎日です。

涼しくなったから!というわけではありませんが最近読書をする機会が増えています。
それも時代物がほとんどです。
時代は戦国時代だったり江戸時代だったりいろいろなのですが共通しているのは
まだ鉄道がなかった時代だということ。
もう、ほんとに昔のひとは偉かったんだなぁと思います。
旅をするのも下手をすると命がけ。
今なら大阪―東京間ものぞみに乗れば2時間30分ほど。
有難いことです。。。

さて、時代物を読みつつ久しぶりに鉄モノも読んでみました。

 ☆「ダイヤに輝く鉄おとめ」 矢野直美 JTBパブリッシング ☆

鉄道業界で働く女性にスポットを当てた1冊です。
少し前まで鉄道業界と言えば男性の世界というイメージでしたがここ何年かでそれもすっかり様変わりして
今では駅や列車で見かける女性に違和感を感じることはありません。
すっかり当たり前の風景となっています。

そして全国へ目を転じると鉄道業界で活躍する“おとめ”がたくさん。
私はまだ女性の運転手さんというのを見たことがないのですがなんと新幹線には女性運転手さんがいるそうなのです。
新幹線を動かすなんてなんかカッコいい。

鉄道業界で働いているからにはもともと鉄道ファンだったのか?と思いきや
意外にもそうでもない感じです。
びっくりしたのは接客業につきたくて駅員になった人が多かったこと。
そう言われれば駅員さんも接客業ですよね。
皆さん、自社の鉄道を利用されるお客様とのふれあいを大事にされています。
見習わなくては・・・です。

鉄道業界にまだまだ女性が少なかったころはいろんな苦労があったようですが
ここに紹介されているおとめたちはそんな苦労を乗り越えて本のタイトル通り
輝いています。
女性を採用することで話題作りとする鉄道業界の一面もあるようですが
やっぱり女性がいると雰囲気が柔らかくなっていい感じだと思いませんか?

これからも「鉄おとめ」たちは増えていくことと思います。
いつか大阪でも運転席に座っているのが女性というのが当たり前の時代が来るのかも知れません。

 

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