鉄道ブログ詳細

こんな森のなかに線路が・・・2014.11.28

森林鉄道って、森の中を走る電車のイメージですが、実際は
山で切り出された木材や炭などを麓や集落、港にある貯木場まで運ぶ為に敷設された専用鉄道の事を言います。しかし資源には限りがあり、昭和30年代後半から搬出材枯渇、トラック輸送転換などにより徐々に衰退をたどり、最後まで屋久島の森林鉄道が2009年を運材終了となりました。今ではなかなか見ることのできない森林鉄道の歴史をたくさんの写真と共に紹介しているのが先日発売されました、「特選 森林鉄道情景」(西 裕之著・講談社発行)です。北海道から屋久島まで森林鉄道・森林軌道30をセレクトした記録集となっています。こんな木々の中に線路が!という写真もあり、初めて目にした私には楽しめました。

 

アーカイブ

一覧へ