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スペーシアの「どこでもドア」京急三浦海岸駅で実証実験2016.10.13

京急電鉄は10月24日より
マルチドア対応ホームドア「どこでもドア」の実証実験を
1年間 三浦海岸駅にて実施すると発表しました

「どこでもドア」はドアの数や
位置が違う車両が走る路線に対応するドアとして
三菱重工交通機器エンジニアリングが開発中のもの
車両によってドアの位置や数が異なると導入が難しいという
ホームドアの課題解消をねらう訳ですね

「地上完結型連携システム」を採用することにより
車両を改修することなく
車両のドアとホームドア開閉の連携を可能にしています
この「どこでもドア」が実際の営業路線で稼働するのは初めて

京急線は2100系のドアは2つ
最古参800系はドア4つ
都営浅草線の乗り入れ規格はドア3つ
現在3種類の車両が使用されています

今回国土交通省鉄道局の鉄道技術開発費の補助金の支援を受けています
「どこでもドア」の安全性、耐久性を
「地上完結型連携システム」の安定性の検証を行い
国としてもホームドア設置を促進したい考えがあります

京急線には都営地下鉄、京成電鉄など
他の事業者の車両も乗り入れてくるため
車両の改修をせずにホームドアを設置できるこのシステムは
ぴったりなシステムですからね

ホームの安全を守るため
今後も各地で実験が繰り返されていきます
設置の数が増えれば経費も下がっていきます
実験の成功と実用化に是非ともGOサインが出るといいですね

 

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