鉄道ブログ詳細

スペーシアのキハ2004 茨城から筑豊へ2016.10.26

半世紀前に北海道にてデビュー
その後茨城県で長年活躍し
昨年12月に現役を引退した気動車
キハ2004が福岡県筑豊地方を走る
平成筑豊鉄道の金田駅で動態保存・活用されることになった

有志が運搬費を募り無償譲渡が実現
10月17日 車両が金田駅に到着しました

キハ2004は1966年製
北海道の炭礦鉄道 留萌鉄道が新製しましたが
たった3年間しか北海道に居らず
69年に茨城県の勝田から阿字ヶ浦まで走る
茨城交通湊線に入線
その後運行を引き継いだ
ひたちなか海浜鉄道で活躍しました

車両の老朽化により
更新・交換の時期を迎え
JR東海のキハ11や三木鉄道からの移籍車などが入線
50年に渡る運行を終了し
留置されておりました

譲渡先が無ければ解体の予定だったキハでしたが
平成筑豊鉄道のOBの方が
旧国鉄車両を金田駅で動態保存・活用しようと活動を続けていました
そんな中、ひたちなか海浜鉄道で車両が廃車になることを知り
福岡から本社の茨城県に出向き譲渡を打診
運搬費の自己負担を条件に無償譲渡が決定しました

運搬費は800万円
ネットによる募集で資金調達を達成し
九州に上陸致しました

末永く走り続けることを願います

 

アーカイブ

一覧へ