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スペーシアの大阪市営地下鉄の民営化の議論開始2016.09.28

大阪市営地下鉄の民営を巡り
本格的な議論が大阪市議会にて開始される模様です

いままで絶対に反対の立場であった自民市議団が
条件付で賛成に舵を切りました
100%大阪市が株式を保有すること
地下鉄会社と市・議会が協議体を設置する事
社長人事や事業計画への関与など
大阪市が影響力を残すならとなっています

市営地下鉄の民営化論議は
2004年 関淳一市長時代から始まり
完全民営化を掲げて当選した橋下徹前市長を経て
大阪維新の現職 吉村市長も強い意気込みで臨んでいます

吉村市長は2018年4月より民営化を目指しており
サービスが向上し利益を追求することで
地下鉄沿線に良い波及効果があるはずと意気込みます
ホテルなど新たな関連事業にも乗り出す見込み

この9月議会が可決の可能性大とみた大阪維新の議員団
市議会に提出された「民営化に向けた基本方針」を
維新議員、公明党議員で過半数になります
ただ地下鉄の公営事業を廃止し民営化するには2/3の賛成が必要
自民党議員の参加が不可欠なため
今回の方針転換が好機と見ていますが

実際民営化になったら乗客にとってどのようないいことがあるのか
近年一部路線ですが終電が伸びた
初乗り運賃が200円から180円に下がった
トイレが綺麗にリニューアルされたなど
大きな変化が見られました

これを越える劇的変化が見られるんでしょうか
ホームドアの設置や今里筋線の延長
当分の間は注意が必要ですね
興味深く見守りましょう!

 

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