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アーバンライナーの鉄道おススメ本「失われた国鉄ローカル線」イカロス出版2016.09.27

国鉄の分割民営化が議論されていたころ
日本国中に毛細血管のように張り巡らされた鉄路が
ある基準をクリア出来なければ廃止の対象と国会で決議され
日本国有鉄道の末期
多くのローカル線が切り捨てられていきました
代替バスに切り替えられた線区は
そのバスが廃止になってしまったり
過疎化が一層進んでしまった地域は少なくありません

多くのローカル線を抱えていた北海道と九州は
この時期多くのさよなら運転がおこなわれていました
九州は松浦鉄道、甘木鉄道のように
第三セクターで生き残った線区も多くありましたが

北海道は唯一残された池北線も廃止になってしまいました
この懐かしい日本の原風景とも言えるローカル線の世界
30年前の地方の世界を是非ご覧ください
旧型ディーゼルカーとして急速に仲間を減らしている
キハ40系一族 ちょうどこの時期に新車として
登場していましたね
全く同じ種類の車体が全国に行きわたっていました
気候が厳しい北海道は別仕様でしたが
九州や関西、関東、東北に同じ車両が投入されていたんですね

特定地方交通線の激闘を振り返る
失われた国鉄ローカル線
イカロス出版
結解喜幸 著作、RGG(レイルウェイズグラフィック)撮影
税込 2,970円

 

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