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スペーシアのJR三江線 JRが存続・廃止の回答を9月に2016.08.10

JR三江線について取り上げるのは4回目
廃止がたびたび取り上げられて
今度ばかりは危ないぞ!の声あり
今年元旦にスペーシアも乗車してきました

全JR線の中で輸送密度が一番低く
2008年と古い調査ですが1日の平均利用者数が
なんと約370人で
変な例えですが山手線や大阪環状線の1列車の乗客数よりも
はるかに少ない数字な訳です

都市間輸送でもなく
高校生の通学と言っても
利用できる列車は1本のみでは
高校生もたまったものではありませんね
しかしそれが地方の現実ですし
少子化で子供の数が減っているんですから
高校生の数も減ってきます

しかし高齢者がもっと増加し
自動車の運転もままならない老人が増えるのも確実
地方では事実、生活ができなくなっていきますね

話を戻しまして
この三江線の存続・廃止を含めた話を9月1日
「三江線改良利用促進期成同盟会」の臨時総会にて
回答するとJR側が行って来たとの事
一部新聞では2017年度の廃止がすでに織り込み済みとの話で
この期成同盟の代表者がJR西日本の来島社長を訪ねて
三江線存続の要望書を提出しました

JR線が存続を決めたら同盟側が支援策を検討する・・・
財政支援でしょうけど・・・

住民も乗ってくれない だけで利用者は居ますので廃止にしないで!
鉄道でなくてはいけないのかを含め同盟側も話を詰めないと
JRも話にならないとの立場でしょうね
地元の方、観光の方、乗客が居てこそ存続が検討されるでしょう

しかし地方のローカル線はどこも似たり寄ったりの状況ですね
昔は鉄道しかなかった
それが道路が整備され
一般の方にも自動車が手に届くものとなり
マイカーの時代に突入
長距離移動も高速道路が着々と整備されていきます

昔は賑わっていただろうと想像できる大きな駅の駅前は
シャッターが降りた店舗跡のみ
長い編成が停車可能なホームに 16メートルの小型ディーゼルカーが
ポツンと止まっている光景は全国どこにでもある状態です

でも高速道路がここまで必要か?とも思いますが

9月1日 方向が決まりそうですね
留萌線の次は 三江線になってしまうんでしょうか

 

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