鉄道ブログ詳細

映画「阪急電車」2012.05.12

こんにちは。
抹茶あずきです。

先日、録画してあった「映画“阪急電車”」を見ました。
映画公開した日から気になっていたものの見る機会をなくし、
その後レンタルで見る時間もとれずに、先日ようやく見ることができました。

阪急電車独特の温かい色調の光がすごく魅力的でした。
各ホームで繰り広げられるヒューマンドラマ。
電車と同じように人はいつでも前に進んでいける、ということを教えられる映画です。

私はいろんな登場人物の中でも孫を連れているおばあちゃんが特に好きです。
若いときに経た経験が振る舞いなり、言葉なり、
隅々までに染み出てくるのが年の功の魅力に感じます。
所作一つで、その人の今まで通った道が一片だけちらっと見える。
このおばあちゃんにはそこから伝わるものに深みや温かさや厳しさがありました。
とても強い人なのだと思います。
そんな人に私もなりたいです。

“強い人は優しい”と私の好きな作家が言っておりました。
辛さを経ての優しさを私も育てていきたいと思います。

原作の書籍もございます。
とても愛らしい装丁なので、興味のある方は是非ご覧下さい。

 

アーカイブ

一覧へ