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東京メガループのメインライン JR武蔵野線2013.08.03

武蔵野線は40周年を迎えました。
TJライナーが小学生の時に府中本町⇔新松戸間が開通
南越谷駅もこの時 昭和47年4月に開業しました。

いまは東武伊勢崎線と駅の名前は違いますが乗換駅
しかし当時は国鉄と東武、国鉄と私鉄
メンツの問題か東武の駅は新越谷です

その上 東武鉄道も意地悪というか
武蔵野線が開通しても駅を作らず
乗り換えは蒲生・越谷まで歩いてください
と南越谷では案内していたんですよ
約1年後に駅が完成 でも名前は新越谷駅
ちなみに地名は 埼玉県越谷市南越谷

武蔵野線は北朝霞 東武東上線は朝霞台
新越谷と同じ構図です
ちなみに西武池袋線との乗換駅 新秋津駅
西武線の秋津駅までの距離
歩いて約7分 商店街を通っての乗換です
乗換なんてさせないぞ!と思っていたのか
しかし今現在はどの駅も周りの駅に比べ
乗降客が大幅に増加
新越谷・朝霞台は準急・急行が停車
秋津も乗換客を考慮して臨時に急行を止めています

まったく変わったものだ!と思います
使っている車両も開業当時は
国鉄新性能電車のパイオニア101系を
中央線に新車を導入して玉突きに武蔵野線用で準備
区間に長大なトンネルが新秋津⇔西国分寺間に存在するので
燃えにくい構造・燃えにくい素材に交換する
不燃化対策をした101系1000番台を使用。
改造したってお古はお古で
長い間 冷房車が入線せず
やっと入った冷房車・新車も1編成6両という有様で
国鉄からJR東日本に会社は変わっても
武蔵野線に対する態度は 冷たい!

101系のあと103系に代が替わり
多くの電車基地から寄せ集めた電車が
元の線区の色のまま走っているので
国電見本市の状態に
東京地区の通勤線は
中央線 オレンジ・総武線各駅停車 イエロー・山手線 黄緑
京浜東北線 水色・常磐線快速 エメラルドグリーン の5色
武蔵野線には全ての色が集結していました
それぞれの線区には新車が入っているのに・・・

また時は流れて205系時代
京葉線と同じ正面デザインの正真正銘の新車が導入され
武蔵野線もやっといい思いができるのかと
思ったのもつかの間
山手線で使用していた205系を改造して導入
103系と置き換えると発表がありました
今度は山手線のお下がりか!!

同じメガループの一員 京葉線は早くに233系化が完了
横浜線の205系置き換えが発表され
埼京線の205系も233系への置き換えが始まっており来年には終了
ここに来てメガループ兄弟の南武線への233系導入が発表になりました

この武蔵野線軽視の対応はどうなんだ!
いっぱいお客さんに利用してもらっているのに!
JR貨物の貨物列車もいっぱい通っているのに!
実際武蔵野線沿線はベットタウン化・大規模開発がいたるところで行なわれ
新三郷駅周辺や越谷レイクタウン駅周辺は何も無いところに
街がひとつできた感じで 
最近開業した吉川美南駅の周りは全く何も無いですが
マンション建設の看板があり基礎工事が始まっていました

開業当時 昼間の時間帯は40分間隔だったものが
今現在 昼間は10分間隔に短縮 8両編成が10分に1本来る線区
実際埼京線や横浜線よりも多いですよ
なのに電車はお下がり・お古なんですね

この武蔵野線 貨物輸送のために計画された路線で
山手貨物線の代替として1927年に計画されたとのこと
戦争もあり一時建設は凍結されますが
1964年に建設を開始1973年4月に部分開業となりました。
東海道線から東北線に東京を通らずに直通させることを目的とした路線
旅客輸送は考えていなかったものの
沿線の人口増加のため旅客輸送も行なうこととなり
現在ほとんどの旅客列車が京葉線に直通
東京駅まで乗換無しの直通列車が走る線区となっています

武蔵野線はギャンブル線ともいわれていました
府中本町は東京競馬場・多摩川競艇
新小平近くに西武園競輪
南浦和に浦和競馬・川口オート
新松戸近く松戸競輪
船橋法典 中山競馬場
そして南船橋 船橋競馬場・船橋オート
みごとと言うしかありません

どうかお願いです!
武蔵野線を特別扱いしないでください!
せめて南武線と同じ扱いでお願いします
まさか中央線の233系が回ってくることだけは
なしでお願いします。

 

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