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祝 三陸鉄道が明日4月6日(日曜日)全線開通!2014.04.05

東日本大震災発生より約3年が経過
明日最後の不通区間である北リアス線 小本⇔田野畑間10.5kmが開通
本日復旧しました南リアス線 吉浜⇔釜石間 15kmに続き
三陸鉄道が全線で復旧致します。

震災発生後 一部区間ではありますが
5日後に列車を動かし
沿線の皆様の復興への支えとなった“さんてつ”
全線開通への道のりは並大抵なものではありませんでいた
その道筋の詳しい内容が
新潮社 バンチコミック 吉本浩二さん さんてつ に
被災状況、ガレキの中「さんてつマン」の前向きな姿が描かれています
緻密な取材の上で描かれており当時の状況がいかに絶望的だったか
このまま 廃線になってしまうのでは と多くの人たちが思ったと思います

「鉄道」とは走ってこその存在
早く復旧しなければ、そのまま廃線の道へ全体が流れて行ってします

台風被害で運休に追い込まれた
九州の高千穂鉄道が結局は廃線となってしまったことが書かれています

走っていなければ鉄道ではない!
地元の人に乗っていたただかなければ存在意義がない!
三陸鉄道関係者の熱い思いが明日、形となって実を結ぶわけです

そしてもう1冊 三陸鉄道社員の方が書かれた1冊
新潮社 線路はつながった 三陸鉄道復興の始発駅 冨手 淳さん著作

国鉄民営化の際、切り捨てられた赤字ローカル線を
第三セクター鉄道で開通させて 初年度から黒字を計上したモデル線が
開通景気から乗客の減少、三鉄の苦悩の歴史が綴られています

三陸鉄道は全通したものの
北リアス線と南リアス線を結ぶ JR東日本 山田線の復旧は全くめどが立っていません
海岸線はまだ分断されたままです
三陸鉄道がこの区間を引き受けてくれればなど条件がいろいろあるようで
はっきり言って不透明のままといっていいでしょう

この区間が開通復旧して初めて0からのスタートがきれるのではないでしょうか
全国のみなさん!ぜひ あまちゃんのふるさと 三陸に行きましょう
東北に行きましょう!東北産の品々を購入しましょう!

今回紹介しました2冊 また三陸鉄道の車両のBトレインショーティー4種類
旭屋書店なんばCITY店にて購入いただけたら嬉しく思います

さんてつの白い車体に青と赤のラインが映えますね
今回の開通を控え 新しい車両が5両用意されました

まずは鉄道ファンのみなさん!さんてつを支えに乗りに行きましょうね!

 

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