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銀色ギラギラ と 伝統の色2011.12.18

今回は関東VS関西について
オススメの書籍の紹介から♪
中川家礼二×原武史
「鉄 塾」
ワニブックス発売  税込1,299円

漫才のネタにも出てくるほど鉄道好きの礼二さん
特に 京阪電車には思いいれも強く
関東の私鉄には厳しい言葉をビシビシ吐いております。
原武史さん明治学院大学国際学部教授で、鉄道好きは有名で
鉄道に関する著作は多数。

お笑い芸人と学者の対談集です。
しかし内容は仕事とは全く関係ない趣味のお話。

話の流れでいっしょに乗った“アーバンライナー”の箇所は
読んだ方でまだ乗ったことのない方は絶対に乗りたい!!
と思ったはず。
TJライナーも1月にでも乗りにいこうと予定を立てます!!

さて今回のお話は
電車の塗装についてです。
関東の電車ははっきり言って銀色一色と言ってもいいくらい。
JR・私鉄・地下鉄もステンレス・アルミ製の車体に帯を巻いたりシールを貼ったりと
非常に簡素化されています。どこの電車も銀色に帯という個性の無い電車だらけ
色の帯を変えたら一般の方ならどこの何線かわからないそんな感じなんです。
唯一と言っていいほど頑なに真っ赤な電車を貫いていた京浜急行 ケイキュウが
とうとうステンレスカーに手を出してしまい
ガッカリしているファンも少なくありません。

これには大きく2つの理由があげられます
まずステンレス・アルミの車体は錆びにくいため
錆び止めのため塗装の必要が無くなった。
塗装をしなければその分車体が軽くなり、車体を動かす電気も少なくすみ
省エネに貢献する。

しかし阪急は“伝統”マルーンの車両を作り続けているし
京阪は車両の色を変えたものの伝統黄色・緑色を基調にしています。
近鉄は全く違った色合いに一般の車両は変更になりましたが
特急車両は伝統のオレンジと青の2色は変わりません。
銀色のままの電車は見当たりません!(阪神・南海はあるんですが・・・)

やはり大阪の私鉄はブレない!!
企業の歴史・風格を感じるはっきり言って奥が深い!!
私鉄王国 関西 揺るぎなし!!
「お金では買えないもの」の存在を感じます

来週はJR東日本とJR西日本の通勤電車についてお話します。
103系・201系ってなんですか?についてです

先日、近鉄の駅にて「ピタパはどこで買えるのですか」と聞いたところ
郵送になりますとの答えを頂きました。
郵送?なんで?すぐ欲しいのになぁ
「イコカはJRの販売機で売っているのですが」と
申し訳なく答えていただいた駅員さん、ありがとうございました。

 

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