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TJライナーの名古屋鉄道乗りつぶしの旅 三河線編2013.06.22

名鉄は岐阜と愛知に君臨する中京地区の雄であり
大都市中心部はもちろん
路線は半島の海沿いに先端まで
谷に張り付いて山奥まで
多くのローカル線を運行しておりました
2000年を過ぎて過疎路線の見直しを断行
岐阜の路面電車を含め
経営合理化のために電化区間
架線が張ってある線にレールバスを走らす
ワンマンカーの導入、駅の無人化・廃止など
様々なことを行なったにもかかわらず
過疎化の進行は止まらず
多くの線が廃止となりました
多数の廃止線を出したことにより
近畿日本鉄道“近鉄”に次ぐ営業路線を誇っていましたが
東武鉄道に2位を譲り3位となっております

しかし多くの線区を廃止したにもかかわらず
近鉄や東武に比べまだまだ多くのローカル線を抱え
また地区もばらばら
広い範囲に点在しています
豊橋⇔岐阜の本線以外は距離も短く
太い幹 数本に枝が伸びると言うより
太い幹が1本に枝分かれが多数
枝分かれの先っちょからまた、枝が出ている
そんな名古屋鉄道

はっきり言って
名古屋鉄道の路線をすべて乗るには
相当の日数が必要です
が・・・とりあえず乗りに参ります
今日はどこから行こうかな

いつもの近鉄アーバンライナーで名古屋からではなく
米原から大垣経由東海道本線で岐阜から入ります
岐阜から急行豊橋行きに乗車
乗車してもどうしようと決めかねるTJライナー
準備がないにも程があるぞ!と自分で思いながら
名古屋を過ぎて犬山線系統はスルー
神宮前を過ぎ海側をやめて
はい!今日は三河線の山側の猿投(さなげ)までと
瀬戸線に乗ろうと知立(ちりゅう)直前に決めて下車

名鉄三河線愛知県豊田市の猿投駅から碧南市の碧南駅まで39.8km
起点・終点両側ともに路線を廃止しており
廃止区間は26.0kmとだいぶ短くなってしまいました
今回はパスしました海線の碧南より先
三河湾に沿って吉良吉田まで蒲郡線まで繋がっていましたが
途切れてしまいました
運行系統は知立を境に分かれており
運用の関係で通しの運行もありますが
猿投方面と碧南方面とで全く別の線のようです
実際知立駅でスイッチバックの形をとりますので
まっすぐ進むわけにはいきません
以前は碧南方面から名古屋本線に乗り入れていましたが
運賃がJRに比べ高額なこともあり
乗客が途中駅 刈谷にてJRに乗り換えて
中心部に行かれてしまっているのが現状です

列車はワンマンカーの2両と4両編成で
6000系3扉車がメインで走っています
しかしこの6000系も
鉄道友の会のブルーリボン賞を受賞した名車ですが
固定式の椅子がロングシートになり
何しろデビューが昭和51年というからオドロキです
1974年製造の電車がもう最古参になってしまって
自分の年齢も思い知らされるわけですね

知立から猿投の山線はトヨタ自動車のお膝元
豊田市の真ん中を縦断する路線で
途中駅梅坪駅から豊田線が乗り入れて豊田市まで乗り入れ
名古屋市営地下鉄鶴舞線の青い帯のステンレスカーも
6両で姿を見せます
乗客の流れは知立からの名古屋方面
豊田線経由で中心部
そしてトヨタ自動車の工場勤務の方も
環境対策との考え方で電車通勤を奨励しているらしく
乗客が増加しており4両編成が増えているそうです
すべての列車が各駅停車で運転されており
15分間隔の運転でローカル線とはいえません
しかし越戸から猿投までの区間は緑の中を走る
ローカル線風景を地で行く区間で
終点猿投も自動改札はあるものの
自動精算機はなく
駅員さんに計算してもらいました

今日は 名古屋鉄道三河線(山線)知立⇔猿投 21.3kmに乗車
別の機会に 知立⇔碧南(海線)を残してしまいました。

来週は今日の続き 名鉄瀬戸線に乗車します

 

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