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TJライナーの小田急の車両が千葉県へ・・その先 茨城県に直通!2016.04.02

3月26日(土曜日)のダイヤ改正において
常磐緩行線の運用が変更されて
小田急・東京メトロ・JR東日本の
3者合同の相互乗り入れが開始されました

営団地下鉄千代田線が開通する際に
常磐線を複々線化させて
緩行線と完全一体化の運転を実施
実際の境界駅は北千住でしたが
綾瀬駅の先に車庫と工場を設けたため
境界駅が綾瀬駅となりました

一昔前はよく4月に春闘として
営団地下鉄がストライキを実施し
常磐線緩行線が綾瀬でストップ北千住までたどり着けない為
一度松戸まで戻ってから
常磐線快速に乗り換えるという掟破りの乗り継ぎを強要され
迷惑乗り入れだ!とも言われていましたね

話が逸れてしまいましたね
千代田線の西側の終点 代々木上原から
小田急小田原線が乗り入れてきましたが
その小田急の車両は綾瀬まで
先輩格のJR常磐線側からの乗り入れは
JRの車両は代々木上原で折り返しておりました

営団地下鉄・東京メトロの車両は常磐線の我孫子から
小田急線の本厚木行きの運用があったり
地下鉄の車両だけはJR・小田急両方に乗り入れ可能な
機器を装備していたんですね

しかし、それぞれの車両が片方の乗り入れのみで
折り返してしまうために
通しで運行できず
途中駅にも係らず列車が終点になってしまう訳です
運用も複雑になり
車両のやり繰りも効率よく出来ないわけですね

今度の改正でこの不便を解消するため
全ての乗り入れ車輌がそれぞれの路線の機器を装備し
JRの233系2000番台が唐木田に乗り入れたり
小田急の4000系が千葉県の我孫子まで乗り入れるようになりました

沿線のみなさんも見慣れない電車が来たなと思うでしょうが
JR233系2000番台も小田急4000系も正面は違えど
横からみたら瓜二つ
帯の色だけが違う感じですよ
総合車両グループの兄弟車両ですからね

常磐線の緩行線は朝夕のみですが
我孫子を通り抜けて取手まで直通運転
取手は利根川を越えた茨城県
小田急の東京西部と神奈川を走る車両が
関東の北部 茨城県に足を踏み入れた!と
一部の鉄道ファンの間で盛り上がったとか

ここに半蔵門線経由の南栗橋発 中央林間行
副都心線経由 飯能発 元町・中華街行のような
超ロングラン乗り入れに
千代田線経由が加わることになりました

しかし首都圏の乗り入れは複雑至極
JRの湘南新宿ラインや上野東京ラインを含めて
便利なような・・・分かりづらいような・・・

 

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