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TJライナーの札幌延伸の期待と不安2016.04.03

北海道新幹線が開通して1週間が過ぎました
朝日新聞デジタルにて新函館北斗の先
札幌までの延伸について記事が出ていました

札幌延伸でも空路が優位 
北海道新幹線は2030年度の札幌延伸へ
さらに北進する
「最大の経済効果を生み出す」期待とともに課題も多い

札幌延伸後の東京~札幌間は約5時間と見込まれているが
現在、1時間30分程度で結ぶ羽田~新千歳の空路は
JAL,ANAをはじめスカイマークやAIR DOと
多くの航空会社が進出
空路の優位は揺るがない

所要時間短縮の鍵が
貨物列車と共用する青函トンネルのスピードアップ
国の方針として早ければ18年度の改正時に
1日1往復をこの区間時速200キロで走らせたいと考えている

しかし1日50本以上走っている貨物列車との調整が必要
道産の農作物を本州の送り出しているホクレンは
約4割が貨物列車を利用している
もし貨物列車が減便されれば北海道の物流のリスクとなってしまう

新函館北斗から札幌まで211キロの76%はトンネル区間
札幌ドームの約10杯にあたる1600万トンの土が掘り出されるが
大半の処理地が決まっていません

また札幌駅の新幹線ホームも場所も決まっていない
1,2番線ホームの場所が基本ラインですがまだ本格的話し合いの前

まだまだ課題を山積みという感じですが・・・

 

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