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TJライナーの山陰地方 鉄道乗りつぶしの旅  境線編2014.08.25

青春18きっぷ 2014年夏 北陸地方に続きまして
第2弾は岡山を通って伯備線経由 米子から境港まで通じている
JR西日本境線まで参ります
本日も日帰りの強行軍です

大阪発が6時前で姫路まで西明石まで快速運転
その先 姫路駅まで各駅停車にまず乗車
当り前ですがまだ朝のラッシュ前の時間
8両の列車は余裕があります
転換シートもすべての座席が埋まっていません

睡魔との戦いに終始し
姫路での接続はばっちり数分の乗換
隣のホームに真っ黄色の列車が停車中です
黒い文字で何か記入すればアクセントになると思うのですが
ほんとに黄色一色は迫力があります
たぶん塗装の簡素化が目的だと思われますが
車両のデザインに合っていないと思いますね

乗り換えた列車は
今回のTJにぴったり途中 倉敷からは伯備線に乗り入れて
途中 鉄道乗り継ぎの要所ともいえる“新見駅”まで参ります
この新見駅で姫新線・芸備線と乗換の拠点駅ですが
駅前には何があるわけでもなく
駅構内にキヨスクの売店さえない駅舎の中でした

伯備線は 山陽と山陰を結ぶ陰陽連絡線で
岡山から米子・松江・出雲市を結んでいる
特急やくもが一時間に1本の特急街道となっています
振り子式特急381系がまだまだバリバリの現役で
塗装を変えて特急くろしおと同様
パノラマグリーン車の連結もありますよ

しかし青春18きっぷでは乗れません
特急券を買っても乗れません
乗車券も買わなければならないルールです

本当に普通列車、各駅停車の本数は少なく
大都市から離れるにしたがって無くなっていきます
以前に比べ長距離を走る普通列車は激減しています
接続もすこぶる悪く
一回接続が良くてもその次は50分いや1時間30分なんていうのもざらです
この伯備線も長距離を乗るなら特急やくもに乗りましょうと
実力行使されているダイヤです

今回朝が早かったのも伯備線の普通列車の接続の悪さのせいでした
この伯備線は終始、川の流れに沿って山に挑んでいきます
小学校の川の流れ方の勉強を見ることが出来る沿線風景で
川幅の広い、下流近くから中国山地に向けて線路は敷かれており
川幅が細くなって蛇行が繰り返され
水の流れは速くなっています
段差があって滝のようになっていたり
新見近くになると もう上流の川幅は小川
ただ雨が降った後なので濁流がものすごい勢いで
流れていきます

新見までの真っ黄色の115系 次に乗る米子行きの列車は? 
時刻表をみると列車番号がDになっています
全線電化されている伯備線にディーゼルカーとは
ちなみに列車番号にMが付いていれば電車
Dが付いていればディーゼルカー気動車です
そして機関車が引っ張る客車の列車は数字だけという決まりがあります
ただ大都市圏などはこの法則に準じないところも多いですよ

新見のホームで待っていると
1両編成の小ぶりのディーゼルカーがやってきてドアを開けました
今まで因美線や姫新線で乗ったローカル線用の気動車で
第三セクターの気動車サイズです
もちろんワンマンカー
満員の気動車はバスのような折り戸を締めて出発です
やっぱり境線までたどり着きませんでした次回と致します

 

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