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TJライナーの東日本大震災による置き去り車両が撤去2016.03.20

東日本大震災が発生して5年が経過しました
JR東日本管内の各路線も甚大な被害を受け
未だに復旧していない線区もありますし
気仙沼線のように線路後をバスが走るようになった線もあります
三陸鉄道の復活開通は全国に向け大きく発信されましたね

震災によって、また震災による津波の影響で
横倒しになったED75や仙石線の205系、キハ40・48
多くの車両が被災したり、線区が不通になって留置されたりと
使用不能の車両が多数発生しました

しかし徐々に開通し修繕や撤去・廃車も進み
最後の8両が撤去を行うと読売新聞が伝えています

東日本大震災で福島県南相馬市のJR常磐線原ノ町駅から
車両基地に戻れなくなっていた特急車両4両
普通電車4両の運びだし作業が14日に始まった

震災の津波で原ノ町駅の南北には不通区間が残っており
5年以上置き去りになっていました
車両は「スーパーひたち」で使用していた651系
普通車用415系で
震災発生時は駅構内で停車していたもの
常磐線の全線開通に向けて撤去することになりました
作業は14・16・18の3日間に1日 2~3両づつクレーンでつり上げ
トラックに載せてJRの郡山工場に搬入するとの事

JRによると震災により動けなくなった車両はこの8両が最後
どちらの形式も後継の車両が登場しているため
廃車になる可能性が高いとの事

長かった震災からの復旧がまた一つ終了したということでしょう
常磐線が上野から仙台までつながることがひとまずの区切りですね
北海道新幹線開業に隠れてまだ復旧していない区間があるんですよ
まだまだ元に戻っていません

 

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