鉄道ブログ詳細

TJライナーの近畿日本鉄道のりつぶしの旅③2012.08.04

今日も近鉄線に乗ってきました
南大阪線の尺土から近鉄御所までの5.2kmを走る
近鉄御所線(ごせせんと読みます)
“しゃくど”といい“ごせ”といい
近鉄線に限らず奈良には読み方の難しい駅名
興味深いというか変わった名前の駅が多いですね

やはり奈良・飛鳥は古代日本の始まり
平城京 奈良朝廷が710年、平安京が794年
東京、徳川家康が江戸に中心を置いたのが1602年
たかだか400年前ですから
歴史の深みの違いだと勝手に思っております

御所線は昭和5年に南和電気鉄道の手により開業
昭和19年に近鉄の前身、関西急行鉄道に合併され
関西急行御所線となります
その後近畿日本鉄道に再編されます

五条や橋本に至る計画があったそうですが断念
現在の近鉄御所駅は終着駅の感じがしないのはそのせいかもしれません

日中は15間隔で古市までの直通もあります
線内折り返し運転は2両編成のワンマンカーですが
朝のラッシュ時間帯には大阪阿部野橋行きの準急列車も運転されています
大阪への通勤圏と言うわけです

近鉄御所駅から歩いて10分くらいのところに
JR西日本和歌山線の御所駅があり
行きと帰りを別にしようとJRの駅に向かいます。

以前は店舗が連なって営業していただろう
商店街跡を通り駅にたどり着き呆然
列車は5分前に行ったばかり
次の列車は50分待ち
1時間に1本の間隔では
時刻表を確認してからでないと利用できず
便利とはいえません
ここではJRは不戦敗という感じです

しかしこのJR御所駅も蒸気機関車と客車が良く似合う
昭和の時代そのままで止まってしまった
ホームの長い立派な駅でした

本日は近鉄御所線 尺土⇔近鉄御所 5.2km
完乗しました。
あべの橋から出る南大阪線グループが終了です。

 

アーカイブ

一覧へ