今日は外出を止めまして
おすすめ鉄道書籍の紹介です。
5回目の紹介書籍はこちら

幸福な食堂車
九州新幹線のデザイナー水戸岡鋭治の「気」と「志」
一志治夫著
プレジデント社刊
価格1，890円（税込）

ノンフィクション作家　一志治夫が
水戸岡さんの生い立ちやデザイナーの修行時代
JR九州との出会いアクアエクスプレス
つばめ・ソニック・かもめ
特急3部作のポリシーについて
車両メーカー日立製作所との軋轢

水戸岡さんの書籍は数多くすでに発行されていますが
鉄道ファンの方だけでなく
一般の方にも充分読み応えのある
情熱大陸にも登場したデザイナー水戸岡さんの生き様が記されています

中でもJR九州の石井社長の本島3社と比較した危機感
国鉄時代からの決別脱却の思いを水戸岡さんに賭けた内情が
リアルに語られています

特急3兄弟のから赤い快速キハ200、いさぶろう・しんぺい、
最新A列車でいこうまで
それぞれの考え方がイラスト・図面にされ現物になっていく
材質にこだわるこれも水戸岡流です

2013年10月に運行予定の豪華寝台特急「ななつ星in 九州」
水戸岡作品の集大成と言われています
九州周遊の予定で食堂車も編成の中央に連結され
もちろん最後尾には展望ラウンジカーが連結されます
ぜひ“in　九州”とは言わず
九州から北海道まで
レールが全島繋がっている日本全国を周遊していただきたい
金額の贅沢、運賃の問題ではなく
陸上クルーズ　なんて優雅なんでしょうか！
心の贅沢をそれも実現の可能性があるなんて！
大鉄道時代の復活！
考えているだけで心がウキウキしてきます

ぜひぜひ　各JRの幹部の皆様
「ななつ星」に対抗する豪華列車を競って製作していただけませんか
あこがれの　夢が持てる鉄道　
こんな時代だからこそ必要なのかもしれませんね