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TJライナーの関西ローカル私鉄乗りつぶしの旅 北条鉄道編2013.12.21

夏休みや冬休み 
学校の長い休み期間に合わせて発売される
全国のJR線普通列車が乗り放題のきっぷ
“青春18キップ”
夏に引き続き中国地方の縦貫線
例えば因美線・伯備線などにこの冬は挑戦しようかと

その第1弾として福知山線から山陰本線で鳥取へ
鳥取から因美線で津山、津山線で岡山へと事前に時刻表をみて計画
明日は6時起きだ!と宣言し目覚まし時計を掛けて

翌日はやっぱり・・・目覚ましを止めてしまい
起きた時間が午前10時
もう遠くには行かれません

鶴橋で「青春18きっぷ」を購入し
向かうは山陽本線加古川駅
加古川より加古川線に乗り換えて
粟生(あお)まで
ちなみにこの粟生はローマ字表記では
日本一短い駅名なんです。AO 2文字
漢字やひらがなですと三重県の県庁所在地
JR紀勢本線・近鉄名古屋線の 津・つ です
津をローマ字表記ですと「TSU」になります3文字

粟生から兵庫県加西市北条町までを結ぶ
北条鉄道北条線が本日の目的です

この北条鉄道は国鉄民営化前の実施された
特定地方交通線を継承し
地元加西市・兵庫県などが株主になった第三セクター鉄道です。

もともとこの旧国鉄北条線は廃止になった高砂線・鍛冶屋線
そして第三セクター後に廃止になった 
三木線とともに一体で運用されていた加古川線4兄弟の一路線で
国鉄時代は加古川まで直通していた列車もありました
現在は3両のディーゼルカーを保有し
そのうち1両は廃止になった三木鉄道より譲り受けた車両です

粟生駅を発車した列車は大きくカーブして
徐々に登りになってエンジン全開です
広々とした田畑の中を進んで行きます
駅の数は起点・終点を含めて8駅
ホーム1面のかわいらしい駅ばかりですが
整備されてこぎれいになったところが多く
掃除も行き届いているようで
赤字ローカル線の暗い感じはありません

終点の北条町駅にはほんとビックリ!
鄙びた田舎駅を勝手に想像していましたが
終点に近づくにつれて建物が多くなり
停車した終点は粟生よりもはるかに立派な建物でした
隣の線路にはサンタ列車が留置されていました

北条鉄道北条線 粟生⇔北条町 13.6km
完乗しました。
これで関西圏は 嵯峨野トロッコ列車のみ

JRはまだまだ手付かずが多いのですが
もう日帰りはきつい場所ばかりです

次回 青春18きっぷの旅はどこに行こう?

 

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