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TJライナーの関西鉄道乗りつぶしの旅 神戸電鉄最終回2012.10.07

神戸高速鉄道 新開地から出ている神戸電鉄
次の駅 湊川より神戸電鉄の路線ですがトンネルを駆け上がり
外に出てもしばらく同じペースで上がっていきます

神戸市の中心街から急坂を登っていく登山電車
いきなり緑の山の中を走る地方路線の景色です
線路の横に渓谷が流れ
驚いたことにまだ新開地から10分ぐらいなのに
車窓間近にダムが見える風景はドッキリです

しばらくすると分岐駅 鈴蘭台駅に到着です
ここからJR加古川線の粟生までの29.2kmの乗車が
今日の目的です

神戸電鉄の電車に乗ってみて釣り広告の場所に
乗らないと残りません
乗って残そうと昔の国鉄のローカル線の運動のようで
神戸の近くそれも電化された路線で意外な気がしました

しかし駅の時刻表を見て納得
11時から14時の時間帯の列車は1時間に1本
朝夕の時間帯は4本の時間帯もありますが
3両編成の電車の中はお客さんが5人くらいしか乗っていません

単線で勾配がキツイ粟生線はスピードが出せないため時間が掛かる上
路線バスがライバルとなっており
また加古川線で加古川に出て山陽線で新快速に乗った方が
早く神戸・三宮に到着できるため劣勢が続いていきます

年間で10億円の赤字が出ていますと報告されても・・・
列車はワンマンカー・駅の無人化も進み経費の節減も進めて
列車の本数を増加・車両編成を増結で取り組みも行っていますが
更なる経費の見直しが迫られています
昼間1時間に1本で どんどん乗って下さいとは言えないですし
乗らないから本数が減る
悪循環を断ち切らないとどうも先に進みません
1両編成で15分間隔にするとか・・・とにかく残って欲しい粟生線です

終点粟生に到着、次に乗り換えるJR加古川線は30分以上の待ち合わせです
でもこちらの運転本数もほとんどの時間1時間に1本
粟生折り返しの列車もありますので下り西脇市方面はもっと本数が減ります

やって来た列車はステンレスカーの単行列車
もちろんワンマンカーで加古川までは1両編成で参ります。
車内は学生でいっぱい満員です。
加古川駅到着が近くなると高架線を登っていきます。
大きくカーブをして山陽線の高架線が近づいてきて加古川駅到着。

本日神戸電鉄粟生線 鈴蘭台⇔粟生 29.2km を完乗しました。

これで神戸電鉄 有馬線 湊川⇔有馬温泉 22.5km
三田線 有馬口⇔三田 12.0km
公園都市線 横山⇔ウッディータウン中央 5.5km
   そして  粟生線 鈴蘭台⇔粟生 29.2km   合計 69.2km
神戸電鉄営業線区すべてに乗車しました。

今度はどちらに行こうか
滋賀県の近江鉄道がとても気になるTJライナーでした。

 

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